5月 26 2008

ご来場ありがとうございました

先週デザインフェスタへご来場頂きました皆様、
来て頂けなくともご協力頂きました皆様、

心より、御礼申し上げます。

皆様のお力添えにより、このゴールに到着する事が出来ました。
自己満足だけで終るかもしれないと思われたましたが、
全く見知らぬ方々の足を止めて頂く事も出来ました。

通りかかった方々にも似顔絵を描かせて頂けました。

使い古された安い言葉かもしれませんが、
これもひとえに、皆様のご協力あっての結果だと思います。

御礼とご報告が送れましたが、
この度は本当にありがとうございました。

5月 16 2008

前日

さて、いよいよ前日。

第27回デザインフェスタ@東京ビッグサイト
ブースはC-0073で、studio gHの名前で出展!

去年、色々と試行錯誤しながら作っていた。
多方面で様々な協力をして頂いたし
多大な影響をもらった音楽や本も沢山もあった。
感謝の気持ちがいくらあっても足りないくらい支えて頂いた。

今もそう。

第三者の目からのアドバイスやサポートをして頂いたりと
決して全くの独りでは何も出来ない。
外部からの刺激がなければ、ろくな作品は産めないと思う。
でも、最終的に絵と立ち向かう時は独りきりだ。

その孤独を感じないくらい楽しい。
でもそれは自己完結してしまった自己満足でしかないから。

孤独感に気付かないだった。

自分の為だけに描いた結果。
前回のフェスタが終ってから、そう思った。

伝えたい事がなく、感情もなく、
ただ独り、創作意欲を満足させる為で
誰かを笑顔にできるのか?

何を訴えたかったのか。

それは結構、カンタンに出て来た。

縁。

私の中の宇宙は、みんなで創られている事への感謝。
全ての生き物は、全部繋がっている。

これが言いたかった事。

要するに、色々と産まれて来る作品達は
外界との繋がりが重要な要因。

肖像画を描いて、前回がいかに独りきりだったか知った。

モデルをお願いしているのに、逆に喜ばれたり。
それを見て、私も嬉しかった。

笑顔が見れた事が、励みになった。

今回もまた、自己満足かもしれない。
自分の周りの人しか知らない人達の肖像画だし、
メッセージも個人的な事が多い。

でも自分と誰かが繋がって、それで世界が構成されていて、
もしかしたら、どこかで誰かと繋がっているのかも。

それってスゴい事だ。

そんなスゴい事を、感じてもらえればと思う。

みなさんに ちゃんと伝わりますように。

5月 06 2008

家族と欠点

デザインフェスタ@東京ビッグサイトまであと10日!

・日時:5月17日 11:00~19:00
5月18日 11:00~19:00

・ブース:C-0073
studio gHの名前で展示!

予定としては、去年のタンブラーカバーイラストと
ポストカード(前作1+新作3)を販売。
似顔絵もやる予定。

そろそろ尻に火が点き始めている。
で、粗方作品が出来上がったので
客観的に見るべく、家族に公開する。

自分には兄が一人居る。
家族の事をこんな風に言うのも可笑しいが
2つだけ年上なのに何故か威厳と風格がある。

勿論、子どもっぽい所も欠点も知っているが
大概の場合、この男に対して私は勝ち目がない。

理論的に分析するし、頭の回転が早い上に
物事を全体で捉える見方を知っている。
舞台演出を勉強していた事も手伝っているらしく
的確な酷評とアドバイスが飛んで来る。

数日前、実家に立ち寄ったので、作品を見せてみた。

結果、

……惨敗。

見事にコテンパンにダメ出しを喰らう。

何故、これを描いたのか?
何の意図があるのか?
何でこの表情にしたのか?
メッセージ性が強過ぎる。
隙がない→観る側に考える余地がない。
ポストカードには不向き。
奥行きがなくて平面的。
顔がよく分からない→決定的にダメ。

気に入らなければ聞かなければ良い。
納得が出来ないならこのまま押し通すだけ。

が、そうもならない。
何故なら、合点がいく事ばかりだからだ。
実際、アドバイス通りにやり直したら見事に良くなる。

—-そうか、こうすれば良いのか。
—-あ、これ気付かなかった。
そう思う事だらけ。

まだまだ、なんだなぁ。
当たり前だけど、欠点だらけなんだ。
もっともっともっともっとやらなきゃ。

一つ一つの言葉は鋭くて遠慮がない。
辛いけど、有り難い。
手厳しい家族がいてくれて良かった。

その後、生産(印刷)と販売について聞かれたので
計画を説明すると、

計算(算数レベル)からダメ出し…。

「お前は脳みそを全て想像力に使っているのかっ?」

ハイ。
計算もがんばります。