7月 21 2008

武器

武器を取れ

私は鉛筆を
君はマイクを

宿した志しを

私は紙に
君はカメラに

貫き通す為

私はペンを
君はギターを

両目を見開いて

私は線に
君は言葉に

来た路を刻め

私は私を
君は君を

その情熱を

武器に込めて
まっすぐ突き進む

攻める為でなく、
守る為ではなく、
自分の為でなく、
他人の為でなく、

その情熱の為に

武器を取れ

7月 09 2008

けじめ

区切りを決めるのは大事だ。
けじめを付けるのは大切だ。

そうでなければ、無駄にダラダラと過ごすから。

気付けばもう30過ぎて、家庭も持てず宙ぶらりん。

そんな事になりかねないから。

そう言えて満足かい?

私が押し黙ったのは、納得したからじゃない。

困難な路の先にある目標がある人。
地道に路を平坦にして「平穏」を目指す人。

理解する事は出来ても、生き方を取り替える事は出来ない。
ずっと平行線を辿るだけ。

沈黙は否定でもあるのだよ。

区切りは誰が決める?
けじめは誰が付ける?

当の本人だ。

どちらの生き方に優劣はない。

好意で心配しているのも知っている。

それでも生き方は譲れないんだ。

甘えた人と同一視してほしくない。

周りに見せなくても必死なんだ。

そう言う、面倒くさい人なんだ。

表現者は。