8月
29
2008
その時の気持ち
通り雨が激しいですね。
皆さんは如何お過ごしですか?
最近、また小説にハマっています。
主にタイトルだけ知っていて(おそらく国語の授業で覚えた)
内容を知らない物を選んでいますが、今まで読んだ本や
興味を魅く内容を並べてみると、一つ共通点がありました。
グロい。
そう、何だか暗いのです。
「蠅の王」も「変身」も極限状態に陥った人間の行動だし
「罪と罰」の主人公の精神状態は始終何か追いつめられて病的だし
「海と毒薬」は人間(日本人)の異常行動の裏側が書き綴ってある。
今読んでいる「異邦人」も灰色。
本棚はその人柄を表していると言う。
って事は、私はグロいのだろうか。
別に全部こうも暗い内容じゃないけど。
漫画類の半分はおバカ漫画だし。
ただ、 人の心が動いた時の理由や要因に
もの凄く考え込んでしまうのです。
つい先日、現実に強烈な出来事がありました。
身近な事ではないけど、まるっきり無関係でもなくて
私が考えたり、憶測しても無意味なんだろうけど。
きっと、私が頭を捻ってもそこに辿り着けないだろうし。
ただ、
その時の心情を
行動の理由を
そもそもの原因を
推し量ってしまうのです。
共感したいくてやっている訳でなく
ふと、そう考えてしまうのです。
その人が見ていた世界はどんな形だったんだろう。
みんな、幸せになれたらいいのに。