8月 25 2009

ハロー・ノスタルジア

先日、自宅に友人が来ました。

高校時代からの付き合いで、気兼ねしない彼女達。
ただ喋ってるだけで、楽しめるメンバーです。
何を隠そう、科学博物館に行って、展示品もそこそこに
ベンチに座って延々と喋って終わるくらい(笑)。
 

食事はこちらで用意し、食べたいお菓子等だけを
買ってきてもらってガールズトーク開始。

さて、一体何を買ってきたのかと見たら…
 
 
 
 
ねるねるね〜るね だ!!!!!!!!!!!!!!!!
 

な、何て事だ。
あの伝説のCMで有名な駄菓子だ。
しかし、未だかつて食した事が無く、私の中では既に廃品だと思っていた。
それがまだ販売していたとは…。

素晴らしい。持つべき物は友だ。
興奮冷めやらぬまま、早速調理(?)する。
 

まずは、粉に水を入れる。
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既にヤバい感じの色に変化してく粉。
それを…「ねる」!
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そこに、粉その2を投入。
再び変色!
090822_152801.jpg
 何だこの食べ物は…。
 

更に…もっと「ねる」!!
すると、それらしい色に変わる(グレープ味だった)。
090822_152802.jpg
 
 
いよいよ、完成。
備え付けのザラメを付けて…
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ハイ、お食べ☆

…と、友人にパス。
面食らった顔してた。

 
 
食す友人。
「…ちゃんとグレープだけど、すっぱい」

ほう、どれどれ。と私も初の一口。
 
 
 
確かに。
デラウェア種の酸っぱい所だけを凝縮した味だった。
 
 

でもアレでこの味になるのが本当に摩訶不思議。

しかも、成分表にはカタカナ名(人口系の物)がなく、
重曹とか卵白等、至ってナチュラルだった。

 
 
 
 
十数年、一体アレはどんなお菓子なのかずっと想像していた。

その「夢」とも「憧れ」とも言える味は、案外あっさりと、
しかし予想しないタイミングで知る事となった。

この不思議な体験をさせてくれたみんな、ありがとう。
この映像をもってお礼を言わせてもらうよ。
 
 
きっと、あの日あの時の私と同じ感覚を
味わわせてくれると思うから。