ハロー・ノスタルジア
先日、自宅に友人が来ました。
高校時代からの付き合いで、気兼ねしない彼女達。
ただ喋ってるだけで、楽しめるメンバーです。
何を隠そう、科学博物館に行って、展示品もそこそこに
ベンチに座って延々と喋って終わるくらい(笑)。
食事はこちらで用意し、食べたいお菓子等だけを
買ってきてもらってガールズトーク開始。
さて、一体何を買ってきたのかと見たら…
ねるねるね〜るね だ!!!!!!!!!!!!!!!!
な、何て事だ。
あの伝説のCMで有名な駄菓子だ。
しかし、未だかつて食した事が無く、私の中では既に廃品だと思っていた。
それがまだ販売していたとは…。
素晴らしい。持つべき物は友だ。
興奮冷めやらぬまま、早速調理(?)する。
既にヤバい感じの色に変化してく粉。
それを…「ねる」!
そこに、粉その2を投入。
再び変色!
何だこの食べ物は…。
更に…もっと「ねる」!!
すると、それらしい色に変わる(グレープ味だった)。
いよいよ、完成。
備え付けのザラメを付けて…
ハイ、お食べ☆
…と、友人にパス。
面食らった顔してた。
食す友人。
「…ちゃんとグレープだけど、すっぱい」
ほう、どれどれ。と私も初の一口。
確かに。
デラウェア種の酸っぱい所だけを凝縮した味だった。
でもアレでこの味になるのが本当に摩訶不思議。
しかも、成分表にはカタカナ名(人口系の物)がなく、
重曹とか卵白等、至ってナチュラルだった。
十数年、一体アレはどんなお菓子なのかずっと想像していた。
その「夢」とも「憧れ」とも言える味は、案外あっさりと、
しかし予想しないタイミングで知る事となった。
この不思議な体験をさせてくれたみんな、ありがとう。
この映像をもってお礼を言わせてもらうよ。
きっと、あの日あの時の私と同じ感覚を
味わわせてくれると思うから。