シャル ウィー ☆ DANCE? 〜夢の競演〜
タ〜ララ〜リラ〜♪タリラリラ〜♪
ラ〜ラリ〜タリ〜♪リリタリタリ〜♪
「君は素敵な人だ…名前は?」
「…ジャックよ、ジャック・スケリントン。あなたは?」
「木偶人形さ」
「まぁ、ウフフ。ダンスも上手いけど、冗談も上手いのね」
タ〜ラララリ〜〜リラ〜♪タリラリラ〜♪ラ〜ラリ〜タリ〜♪リラリ〜リタリ〜♪
ラ〜ラリ〜タリ〜♪リリタリラリ〜タリ〜♪タ〜ララ〜リラ〜♪タリラリラ〜♪
ボキッ!!
「きゃああああああああ!痛い!」
「ど、どうしたんだい、ジャック!」
「あ、足が…」
「さっきのウルトラC級3回転ジャンプで…!?」
「ごめんなさい、これじゃあもう踊れないわ」
「君は悪くないよ。自分を責めちゃダメだ」
「まぁ…綿毛みたいに優しいのね。体は固いのに」
「フフフ、君も冗談が上手いね」
「ねぇ、その優しさで家まで抱えて」
「もちのロンロンさ、ジャッキー」
「ヤダ、肩車なんて恥ずかしいわ…!」
「そうかい?君はどんなポージングでも素敵だよ」
「でも…これじゃ騎馬戦みたいだわ」
「フム、では姫の仰せのままに」
「これなら恥ずかしくないだろ?」
「ええ、じゃあよろしく頼むわ、私のナイト様…」
タ〜ラララリ〜〜リラ〜♪タ〜ララ〜リラ〜♪タリラリラ〜♪リリタリリ〜♪
ラ〜ラリ〜タリ〜♪ラ〜ラリタリ〜♪リラリ〜リタリ〜♪ラリ〜タラリラ〜♪
この物語はフィクションです。登場人物・団体等は
実際のものといっさい関係ありませんが、ジャックの骨折は事実です。
何 か 色 々 す み ま せ ん 。