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9月 06 2008

ギリギリにならないとやらないから

9月に入ったのに一向に秋らしさを感じないですね。
こんにちは、ハロウィン大好き宇田そらです。

今年は何かハロウィンらしい事したいなぁ。
でも企画力が全くないのですよ。
まぁ、人には向き・不向きがあるようで。

それはそうと読み返すとこのブログは道徳の教科書並に
大層バカ真面目な事かいてると気付いた最近。
仕事のHPですのでご勘弁をって誰に弁明してるのやら。

7月も8月も好き勝手やってほうけていたけど、
今月に入って急にご依頼が増えました♪
嬉しいなぁ。大変ありがたく思っております。

尊敬する方からずっと話して来た事が実現しそうです。
それだけでも、結構テンションがあがりそうですが、
友人からも仕事の話をもらい、違うところでフライヤーの依頼が。

久し振りにフライヤー、それも独りでなので
これもしっかり計画的にやらねば。
今回は絵の部分は手描きでやるつもり。
せっかくコピックが増えているんだし。

で、何だってそんなやる事あるのにブログなんて書いてんだ。
と言うのも最後にシリに火が点くまでやらずにいる自分へ
「やるぞ!」と言う合図を発信しようかと。

さ、暫くネット遊びはお預けだ。

行って来ます。

8月 29 2008

その時の気持ち

通り雨が激しいですね。
皆さんは如何お過ごしですか?

最近、また小説にハマっています。

主にタイトルだけ知っていて(おそらく国語の授業で覚えた)
内容を知らない物を選んでいますが、今まで読んだ本や
興味を魅く内容を並べてみると、一つ共通点がありました。

グロい。

そう、何だか暗いのです。

「蠅の王」も「変身」も極限状態に陥った人間の行動だし
「罪と罰」の主人公の精神状態は始終何か追いつめられて病的だし
「海と毒薬」は人間(日本人)の異常行動の裏側が書き綴ってある。
今読んでいる「異邦人」も灰色。

本棚はその人柄を表していると言う。

って事は、私はグロいのだろうか。

別に全部こうも暗い内容じゃないけど。
漫画類の半分はおバカ漫画だし。

ただ、 人の心が動いた時の理由や要因に
もの凄く考え込んでしまうのです。

つい先日、現実に強烈な出来事がありました。

身近な事ではないけど、まるっきり無関係でもなくて
私が考えたり、憶測しても無意味なんだろうけど。

きっと、私が頭を捻ってもそこに辿り着けないだろうし。

ただ、

その時の心情を

行動の理由を

そもそもの原因を

推し量ってしまうのです。

共感したいくてやっている訳でなく
ふと、そう考えてしまうのです。

その人が見ていた世界はどんな形だったんだろう。

みんな、幸せになれたらいいのに。

8月 11 2008

3つの感謝

暑中お見舞い申し上げます。

猛暑が続いていますね。明日も関東はオーバー30度。
皆様、お変わりございませんか?

さて、ずっと普通の会社員をしつつの二足草蛙でしたが、
もう少し、絵描きとしてのグレードを上げるべく
関連のある職業に就く為に離職を申告して来ました。

本当なら一足にしたい。

でもコネクションも業界の知識も不足しているのに
決断するには歳を取り過ぎている。
なので普通のキャリアチェンジをする事にしました。

やっと具体的な進歩。

それでいつも頭を過る言葉がある。

人には忘れちゃいけない「感謝」がある。

自分を手放しで褒めてくれる人への感謝、

自分に厳しい言葉を投げてくれる人への感謝、

自分と一度も会った事がない人への感謝。

普通の人なら2番目までは出来る。

でも3番まではなかなか出来ない。

それを出来る様になりなさい。

一度聞いただけでは解りづらいと思います。
でもよく考えると、とても大切な事。

この世にはたくさんの人が存在していて
直接の関わりはないかもしれない。

でもどこかでみんな繋がっている事は確か。
もしかしたら、いつか出会うかもしれない人達。
まだ顔を見ていなくても、今ここに居る自分を支えている人達。

例えば、いつも応援してくれるあの人を支える誰か。
例えば、いつも乗る電車を整備してくれる誰か。
例えば、いつも使う道具を作って売ってくれる誰か。

その遠くて薄い関係も認知し、感謝する。

容易ではない。
直接何かが変わる訳でもない。
巧く説明するには勉強不足。

ただ、自分や人を幸せにするのも、良いモノを作るのも、
自然に思いやりを示すのも、物事の本質を見抜くのも、
こう言う地道な心構えがモノを言うのではないでしょうか。

偉そうに言っていますが、3番目は意識しないと出来ない私…

新しい事を始めると、それだけで「偉い」と勘違いしない為に
継続している事だけで「すごい」と思い違いをしない為に

どんな事が起きても、この3つの感謝を忘れない様にしています。

7月 21 2008

武器

武器を取れ

私は鉛筆を
君はマイクを

宿した志しを

私は紙に
君はカメラに

貫き通す為

私はペンを
君はギターを

両目を見開いて

私は線に
君は言葉に

来た路を刻め

私は私を
君は君を

その情熱を

武器に込めて
まっすぐ突き進む

攻める為でなく、
守る為ではなく、
自分の為でなく、
他人の為でなく、

その情熱の為に

武器を取れ

7月 09 2008

けじめ

区切りを決めるのは大事だ。
けじめを付けるのは大切だ。

そうでなければ、無駄にダラダラと過ごすから。

気付けばもう30過ぎて、家庭も持てず宙ぶらりん。

そんな事になりかねないから。

そう言えて満足かい?

私が押し黙ったのは、納得したからじゃない。

困難な路の先にある目標がある人。
地道に路を平坦にして「平穏」を目指す人。

理解する事は出来ても、生き方を取り替える事は出来ない。
ずっと平行線を辿るだけ。

沈黙は否定でもあるのだよ。

区切りは誰が決める?
けじめは誰が付ける?

当の本人だ。

どちらの生き方に優劣はない。

好意で心配しているのも知っている。

それでも生き方は譲れないんだ。

甘えた人と同一視してほしくない。

周りに見せなくても必死なんだ。

そう言う、面倒くさい人なんだ。

表現者は。

6月 23 2008

無駄な口

ほら。

また余計な一言を言う。

そんなに自分を偉く見せたいのか。

そんなに注目を集めたいのか。

そんなに格好良く見られたいのか。

そんなにあの人の気を引きたいのか。

そんなにこの人から褒められたいのか。

余計な口をきくな。

お前は絵描きだろ。

何を面白く言う事がある。

お礼と詫びがあれば良い。

無駄な口を叩くな。

お前は絵描きなんだ。

一言付け加える事はない。

伝えたい事は紙で云え。

言葉ではなく、

点と

線と

色で

伝える為に居るのだから。

6月 19 2008

悔しい気持ち

約一ヶ月ぶりになってしまった…。

皆さんはお元気にお過ごしでしたでしょうか?
最近は蒸し暑い割に、朝晩が冷えるので
体調の管理はしっかりとしたいものです。

一体この数十日間、何をしていたのかと言えば

整理整頓。

デザインフェスタの後片付け(正確には、放置していた諸々)に
追われたり、やりたかった事とか観たかったモノ観たり。
でもメインは体調を元に戻す為に早寝する事だった。

ずっと2時3時まで起きていると、体調がおかしくなる。

風邪を引く訳じゃない。
目眩はしていたけど、倒れはしない。
何かがおかしい。違和感を感じる。
その程度なだけに、何やら不気味。

本当は絵が描きたくて仕方ない。
殆ど絵らしい絵は描いていないから。
描きたい絵も、個人的にだけど頼まれている絵も
何も描けなくて、もどかしい。

だからその分、考えたりもした。

こんな人が居る、と聞いた。

「年下にも、後輩にも先を越されても悔しくない。
ただ、『スゴいな』と思うだけ。」

驚きだ。

きっと、その人は
心が広いのかもしれない。
何かを悟っているのかもしれない。
器が大きいのかもしれない。

私には無理だ。

好きな事であれば、誰にも負けたくない。
相手が誰であろうと、少しでも自分より上だと感じてしまったら
悔しくて嫉妬するし、そうなる自分が情けなく思う。
過去の自分にさえ、それを感じる事がある。
昔に描いた絵の方が、今描いたものより活きている事だってあるから。

悔しいけど認めたい。
悔しいけど尊敬したい。
悔しいけど教えてもらいたい。

でも、

悔しいから認めたくない。
悔しいから自分を卑下したくない。
悔しいから教えなんていらない。

人間が小さいと言われようと、
この悔しい気持ちが私を突き動かして来た事は確かだ。

負けたくない。

負けたくない。

負けるものか。

試合なんてないし、絵の善し悪しはある意味無いも同然。
これは個人的な事なのだろう。

中学校の先生が書道の時間で言っていた。
「納得のいく書は今まで一度もないし、書けるはずがない。
書けたらおかしい」と。

その時は意味が解らなかったけど、今は解る気がする。

楽しい気分にはなれない気持ちだけど、一番大事な気持ち。
向上心も、努力も、やる気も、衝動も、全部ここで繋がっているのだろうな。

ずっと持ち続けるだろうな。

これからも、よろしく。

5月 26 2008

ご来場ありがとうございました

先週デザインフェスタへご来場頂きました皆様、
来て頂けなくともご協力頂きました皆様、

心より、御礼申し上げます。

皆様のお力添えにより、このゴールに到着する事が出来ました。
自己満足だけで終るかもしれないと思われたましたが、
全く見知らぬ方々の足を止めて頂く事も出来ました。

通りかかった方々にも似顔絵を描かせて頂けました。

使い古された安い言葉かもしれませんが、
これもひとえに、皆様のご協力あっての結果だと思います。

御礼とご報告が送れましたが、
この度は本当にありがとうございました。

5月 16 2008

前日

さて、いよいよ前日。

第27回デザインフェスタ@東京ビッグサイト
ブースはC-0073で、studio gHの名前で出展!

去年、色々と試行錯誤しながら作っていた。
多方面で様々な協力をして頂いたし
多大な影響をもらった音楽や本も沢山もあった。
感謝の気持ちがいくらあっても足りないくらい支えて頂いた。

今もそう。

第三者の目からのアドバイスやサポートをして頂いたりと
決して全くの独りでは何も出来ない。
外部からの刺激がなければ、ろくな作品は産めないと思う。
でも、最終的に絵と立ち向かう時は独りきりだ。

その孤独を感じないくらい楽しい。
でもそれは自己完結してしまった自己満足でしかないから。

孤独感に気付かないだった。

自分の為だけに描いた結果。
前回のフェスタが終ってから、そう思った。

伝えたい事がなく、感情もなく、
ただ独り、創作意欲を満足させる為で
誰かを笑顔にできるのか?

何を訴えたかったのか。

それは結構、カンタンに出て来た。

縁。

私の中の宇宙は、みんなで創られている事への感謝。
全ての生き物は、全部繋がっている。

これが言いたかった事。

要するに、色々と産まれて来る作品達は
外界との繋がりが重要な要因。

肖像画を描いて、前回がいかに独りきりだったか知った。

モデルをお願いしているのに、逆に喜ばれたり。
それを見て、私も嬉しかった。

笑顔が見れた事が、励みになった。

今回もまた、自己満足かもしれない。
自分の周りの人しか知らない人達の肖像画だし、
メッセージも個人的な事が多い。

でも自分と誰かが繋がって、それで世界が構成されていて、
もしかしたら、どこかで誰かと繋がっているのかも。

それってスゴい事だ。

そんなスゴい事を、感じてもらえればと思う。

みなさんに ちゃんと伝わりますように。

5月 06 2008

家族と欠点

デザインフェスタ@東京ビッグサイトまであと10日!

・日時:5月17日 11:00~19:00
5月18日 11:00~19:00

・ブース:C-0073
studio gHの名前で展示!

予定としては、去年のタンブラーカバーイラストと
ポストカード(前作1+新作3)を販売。
似顔絵もやる予定。

そろそろ尻に火が点き始めている。
で、粗方作品が出来上がったので
客観的に見るべく、家族に公開する。

自分には兄が一人居る。
家族の事をこんな風に言うのも可笑しいが
2つだけ年上なのに何故か威厳と風格がある。

勿論、子どもっぽい所も欠点も知っているが
大概の場合、この男に対して私は勝ち目がない。

理論的に分析するし、頭の回転が早い上に
物事を全体で捉える見方を知っている。
舞台演出を勉強していた事も手伝っているらしく
的確な酷評とアドバイスが飛んで来る。

数日前、実家に立ち寄ったので、作品を見せてみた。

結果、

……惨敗。

見事にコテンパンにダメ出しを喰らう。

何故、これを描いたのか?
何の意図があるのか?
何でこの表情にしたのか?
メッセージ性が強過ぎる。
隙がない→観る側に考える余地がない。
ポストカードには不向き。
奥行きがなくて平面的。
顔がよく分からない→決定的にダメ。

気に入らなければ聞かなければ良い。
納得が出来ないならこのまま押し通すだけ。

が、そうもならない。
何故なら、合点がいく事ばかりだからだ。
実際、アドバイス通りにやり直したら見事に良くなる。

—-そうか、こうすれば良いのか。
—-あ、これ気付かなかった。
そう思う事だらけ。

まだまだ、なんだなぁ。
当たり前だけど、欠点だらけなんだ。
もっともっともっともっとやらなきゃ。

一つ一つの言葉は鋭くて遠慮がない。
辛いけど、有り難い。
手厳しい家族がいてくれて良かった。

その後、生産(印刷)と販売について聞かれたので
計画を説明すると、

計算(算数レベル)からダメ出し…。

「お前は脳みそを全て想像力に使っているのかっ?」

ハイ。
計算もがんばります。